▼ この記事はこんな人におすすめ!
- 声量が小さいのが悩み
- 苦しくて声が小さくなる
- 呼吸が不安定で声が詰まる
- 喉だけで声を出してしまう
- 大きい声で歌えるようになりたい!
歌が上手いのに声が小さいのは、本当にもったいないです。
なぜなら、音程・リズムが取れていても声が相手に届かなければ全て無意味だから…。
▼ これから紹介する改善方法は以下。
- たらたら発声で舌を柔軟にする
- 2本の割り箸で正しい発声をする
- 万能のクスリであるリップロール
- 声量をあげる腹式呼吸
過去の僕も、声が小さくてマイクのボリュームを上げていました。
友達からも「声が聴き取れないよ〜〜」と何度か言われましたね…。
そんな僕も改善練習を続けた結果、「カラオケのプロ」と言われるまでに成長しました。
▼ DAMの精密採点では、70点台の音痴キャラから90点の歌うまキャラに。
今回は、僕の経験をもとに「声量をあげる方法」「声を出しやすくする方法」を書いていきます。
目次
「たらたら発声」で舌を柔軟にする/カラオケで声がでない原因と対策
声が出ない人で、舌に力が入っている人がいます。
舌に力が入ると、喉周辺にも無駄な力が入りやすくなるので、喉声になりやすいです。
当然ですが、喉声では大きな声は出ませんし、苦しむ歌い方になります。
▼ 僕が感じた「たらたら発声」のメリット
- 発声が安定しやすくなる
- ビブラートがかかりやすくなる
- 高い声が出やすくなる
- 脱力しながら歌える
たらたら発声は、舌根(舌の根っこ)をやわらかくすることが目的です。
やり方はシンプルで、「たらたらたら…〜」と舌を上下に動かして発声するだけ。
▼ 簡単にやり方を紹介。
- まずは口を広げる
- アゴが動かないように手で固定
- 「たらたら…〜」と発声
▼ まず、口を広げましょう。
顎は動かさないように発声していきますが、最初はアゴが動いちゃうと思うので手で押さえながら発声してください。
重要なのはハッキリと発音できることなので、最初はゆっくりと「たらたら」と発声するのが良いです。
慣れてきたら徐々にスピードを上げて、舌が動いている感覚を感じながら取り組みましょう。
喉が開く感覚をつかむ/カラオケで声がでない原因と対策
無理やり声を出そうとして、喉を締めて声を出している人が多いです。
喉を締めすぎると息が苦しくなりますし、声が震えてまともな発声はできません。
過去の僕も高い声を出すときに、喉を締めすぎて本当に最悪な状態でした…。
声はすぐに枯れるし、音程は不安定で「音痴キャラ」になるし…。
これを改善するには、腹式呼吸と喉を開く感覚をつかむのが大切ですが、ここでは「喉を開く感覚をつかむ方法」を紹介します。
たった二本の割り箸で、あなたの発声が劇的に変わるかもしれません。
▼ まずは、2本の割り箸を準備
▼ 2本の割り箸をそれぞれ縦にして、太い方を奥歯で挟みます。
▼ グラグラする場合は、両手で支えてあげましょう。
この状態で、歌いたい曲を聴きながら、すべて「か」「ら」「な」のみで歌ってください。
▼ あらゆる舌の筋肉を動かしてくれます。
- よく使う舌の場所を鍛える「な」
- 舌の先を鍛える「ら」
- 舌の奥を鍛える「か」
舌全体を動かすことによって、無駄な力が入りづらくなります。
喉周辺もリラックスさせるためにも、舌を動かすのは効果的ですよ。
▼ 意識するポイント3つ。
- 舌の動きを感じながら発声
- 口は動かさず、舌のみ動かす
- お腹が膨らむように息を吸う(腹式呼吸の練習)
舌を動かす意識が大切なので「動かす意識」は忘れないでください。
舌の動きにつられて口も動いてしまうのはダメな例です。
口は動かさずに、舌のみを動かすようにしましょう。
呼吸をするときに、鼻から息を吸って口から吐いてください。
鼻から息を吸うことで腹式呼吸がしやすくなります。
メリットがたくさんある腹式呼吸は、後半で具体的なことを書いています。
控えめに言っても、腹式呼吸の練習をやらないのは損だと思っています。
▼ 割り箸練習を継続して僕が感じた効果
- 声の詰まりがなくなった
- 練習前より滑舌が良くなった
- 喉が開いて発声が楽になった
- 気持ちよく歌えるようになった
たった二本の割り箸で改善できるのでとても安いと思います。
やらないで苦しむより、一度やってみて効果を実感してみるのをおすすめします。
リップロールで発声の基礎を作る/カラオケで声がでない原因と対策
- 歌唱にあった呼吸方法ができていない
- 適切な息の量を吸えていない、吐けていない
- 喉だけで声を出している
- どこかに余分な力が入っている
そこで、まずは万能の改善策であるリップロールを使って継続練習しましょう。
リップロールは、手軽に出来て効果も抜群なのでボイトレの王様とも言われています。
▼ 僕が感じたリップロールの効果は以下。
- 喉が開いて高音が出るようになった
- 息のコントロールができるようになった
- 音程が安定するようになった
- 喉だけで歌わなくなった
- 滑舌が良くなった
カラオケの採点で全国最下位だった僕は、毎日10分リップロールを継続しただけで、発声が劇的に変わりました。
DAMで90点を出せるようになったのは、リップロールの力が大きいと感じています。
僕の経験から、リップロールを継続的に練習するだけで、歌唱力があがるのは間違いないですね。
▼ リップロールのやり方を簡単に説明!
- 唇を脱力させる
- 一瞬だけ唇を揺らす
- 10秒間、唇をプルプルさせる
- 少しずつ息を吐きだす
リップロールは簡単そうに見えて、意外と出来ない人が多いです。
特に、唇をプルプルさせられない人が多いですね。
そういう人は、適切な息の量で一定に吐き続けるコツをつかめていません。
リップロールができない人に効果的なやり方では、具体的なコツや注意点、やるべき効果的な練習メニューを紹介しています。
腹式呼吸で発声を安定させる/カラオケで声がでない原因と対策
腹式呼吸ができれば、吸える息の量が増えるので、声量は間違いなくあがります。
逆に腹式呼吸ができないと、息の量が少ないので呼吸も不安定になりがち。
過去の僕も腹式呼吸ができなくて、呼吸の仕方にはかなり苦労しましたね〜。
▼ 僕が感じる腹式呼吸のメリット
- たくさん息を吸える
- 声が遠くまで通る
- 声量があがる
- 喉に力が入らない
腹式呼吸ができない人は、難しく考えがちですが、実はシンプルですごく簡単です。
シンプルな考えを持って、簡単な方法で腹式呼吸の練習をすれば、身に付けられます。
▼ 少しだけ腹式呼吸のやり方を解説
- リラックスして手をお腹に置く
- 「すー」と息を吐き切る(お腹はヘコんでいく)
- 息を吐き切ったらお腹をゆめる
- 息が勝手に入ってきてお腹が膨らむ
腹式呼吸ができない人は、腹式呼吸ができない人に超絶簡単な練習方法で、できない理由と改善方法を書きましたので、ご覧ください。
高い声が出ない人へ/カラオケで声が出ない原因と対策
高い声が出ない人は、体に力が入りやすくなって喉を締めがちになります。
喉だけで発声をしてもディメリットばかりなので、正しい発声を身につけましょう。
過去の僕もそうでしたが、無理やり高い声を出そうとすれば、喉周辺やアゴに力が入りやすいです。
▼ 喉やアゴに力が入ると悪いことばかり
- 喉締めは声枯れの原因
- 音程が不安定、ガタガタ
- アゴに力が入ると舌が固まる
- ずっと高音が伸びない歌い方
舌が固まっている人は、喉周辺も力が入りやすくなります。
また、アゴに力が入ってしまう人は、舌や喉周辺にも力が入りがち…。
どこかに力が入ってしまうと、他の部分にも悪影響を与えてしまいます。
高い声が出ない人は、正しい高い声の出し方を知りましょう。
DAMの採点で70点台を連発していた僕は、高い声が出ない原因を改善したことで変われました。
▼ 以下の改善練習がおすすめ
- アゴの力を抜く
- 腹式呼吸を身につける
- 喉を開いて脱力を癖つける
- 裏声と地声で音域を広げる
この中でも、まずは腹式呼吸を優先的に身につけましょう。
腹式呼吸ができるようになれば、深い呼吸ができるようになり、呼吸が安定。
呼吸が安定すると発声も安定するので、力が入りにくくなります。
逆に、呼吸が浅いと苦しくなりやすいので、力が入りやすい状態に…。
腹式呼吸で脱力しやすい状態にしたら、それぞれの脱力練習をやりましょう。
すべてに当てはまりますが、練習は継続しなければ無意味です。
毎日5分でもいいので、「簡単な練習」をコツコツ練習をしましょう。
DAMで90点を出す僕が高い声が出ない人に改善方法をまとめてみたでは、僕がおすすめする簡単な練習をまとめました。
高い声が出ない人は、読んで損はしない内容なので、ご覧ください。
CD音源を真似するだけで上達カラオケで声がでない原因と対策
高い声が出なかった僕は、この本のトレーニングCDに出会って変われました。
主に裏声強化に特化しているこの本は、高音強化本とも言えます。
▼ 僕が感じた魅力は以下
- 高音を伸ばすことに特化している本
- ミックスボイスの基礎作りにピッタリ
- 20分ほどの練習時間だから継続しやすい
- CDを真似るだけでとても簡単
ミックスボイスを出したい人には、ぜひオススメしたい本ですね。
この本だけで安定したミックスボイスは出ませんが、基礎づくりには欠かせません。
20分ほどの時間でCDを真似して練習するだけなので、僕は継続しやすかったです。
▼ この本のレビューはこんな感じ!
これを読み、週に3回程度カラオケでCDの真似をしていたら1か月程度で不完全なミックスボイスのようなものが出て、今ではそこそこ安定しています。
福山雅治ですらぎりぎりだった私が今ではBzをある程度歌うことができる程度にまでなりました。おそらくこの本のおかげです。
カラオケが楽しくなりました。(アマゾンレビューより引用)
録音をして聞いてみましたが、ボイトレを行った日は幾分か響きやら発声が以前より良いのが明らかに分かります。
かかる時間も18分(24分)なので、歌う前には必ずウォーミングアップするようになりました。
ネットの玉石混交の情報とは違い、国立大学の教授という事で比較的信頼度も高く、とても優れた書籍だと思います(アマゾンレビューより引用)
▼こんな人にオススメ!
- 苦しくなって息が続かない
- 不安定な裏声しか出ない
- 裏声と地声の変わり目が不安定
- 裏声と地声の使い分けができない
- 安定した太い裏声を出したい
このような悩みを持った人に、悩み別のボイトレメニューをまとめられてるのも魅力のひとつ。
毎日5分でも継続すれば効果はありますので、実践価値はあります。
ただ、毎日継続できない人は、練習しても無意味なので買わないでください。
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